薩摩藩独特の教育法「郷中教育」や剣法「示現流」など薩摩に関するよもやま話を掲載しています。
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郷中教育11
 鹿児島では士族の子弟教育に「郷中制度(ごじゅうせいど)」なるものがあった。この制度は徹底した自主教育が特徴で藩士の家格に上下の差はあっても、この制度の下では全く平等であり、他藩とはこの点が著しく異なった。
 薩摩藩では、城下の子弟を住居地域で6つの郷中(ごうちゅう、方限-ほうぎり、とも言う)に組織していた。郷中制度は7・8才〜13・14才を稚児(ちご)、14・15才〜24・25才の青年を二才(にせ)を呼ぶ二階層から成っていた。
 稚児は、朝6時に、郷中の先生格の家に駆けつけ文字を習う。8時には、二才達の指導の下で駆けくらべ、旗とり相撲などで体を鍛え午後2時から、歴史・地理など色々な学問を学び、4時になると、武道、特に薩摩藩独自の憲法『示現流』の基本を教わった。
 14〜15才で元服式をすませると二才となり、藩主にお目見えして俸禄(年4石)をもらう。朝8時から正午まで藩校(造士館)で儒教を中心とした学問を学ぶ。入学試験もなければ卒業証書もくれない。午後は、家の手伝いと読書をする。4時から造士館の隣りの武術道場に行って示現流の武術の鍛練をし、稚児の指導も行った。夜は各家輪番で座元を決めて「三国志」「漢楚軍談」などを論講しその内容について徹底的な討議を行った。
語句説明
(注釈)
駆けくらべ…かけっこ(徒競走)  示現流…『一の太刀を疑わず』または『二の太刀要らず』と云われ、髪の毛一本でも早く打ち下ろせと教えられる初太刀から勝負の全てを掛けて斬りつける『先手必勝』の鋭い斬撃が特徴の剣法  元服式…男子が成人に達したことを示すため服を改め、髪を結い、冠をつけたり、幼名を廃し烏帽子名を付けたりする儀式  俸禄…職務に対する報酬として与えられる、米または金銭  藩校…藩士やその子弟の教育のため江戸時代に各藩が設けた学校  造士館…1773年藩主島津重豪(しげひで)創設の和学とともに洋楽をも重んじた薩摩藩の藩校  儒教…仁を根本とする政治・道徳を説いた孔子を祖とする中国の教説  輪番…大勢の人が順番を決めて代わる代わる事にあたること  三国志…魏・呉・蜀の三国の歴史を示す中国二十四史の一つ  漢楚軍談…始皇帝の死後の戦乱期、楚の国の名将の子孫で、亡楚の国王、王孫を擁立して蜂起した項羽と沛県(江蘇省)の官史の出身で、好色な無頼漠だが見識が高く、農民の苦しさを理解し人々の心をつかんでいた劉邦の戦いの物語
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